満たされた弱者

重度身体障害者、生活保護受給中。

訪問介護:よくない事業所

今日も雨が降ったので通院はお休み。昨日行ったからいいや。

 

今日は訪問介護事業所の話を書こうか。田舎はどうかわからないけど、私が住んでいる大阪市には訪問介護事業所はたくさんある。多すぎて選べと言われても選べないよというくらい。じゃあ人手は十分足りているのかというとそういうことでもない。

訪問介護のヘルパーさんの多くは社員ではなく登録ヘルパーという形で、自分が入れる時間に仕事をしている。例えば子供が学校に行っている間だけ働く30代の女性とか。だから昼間は割と動ける人が多いけど、朝や夜に来てくれる人はいくらでもいるわけじゃない。24時間サービス提供って書いてる事業所でも実際に夜間いつでも入れるなんてところはほぼないと思う。応相談ってことだ。

事業所のほとんどは高齢者の介護がメインだが、たまに障害者・障害児をメインにやっているところがある。最初に私のプランを立ててくれたのもそういうところだった。ヘルパーさんもガイドをたくさんやってる若い人が来てくれて、それはよかったのだけど訪問介護事業所としての常識がなさすぎた。

まずスケジュールを組む時、必要な介護の量から時間を算出していくのだが、その事業所の管理者Yさんは「午前中1時間空いてもヘルパーさん家が遠くて帰れないのでその時間も埋めてください」と言った。私はそういうものかと思って了承した。余った時間はヘルパーさん座ってテレビ見てる。その分の給料は公費から支払われる。おかしいよね。

通院介助の時も、引っ越す前は介護タクシーで通院しており、リハビリしてる間待っておいてもらうしかなかったのだが、1時間携帯いじったり本読んだりしてるだけで移動加算つけて請求していた。ヘルパーさんは他の事業所を知らない若い人だったのでそれでいいと思っている。でもそんなの監査入ったら完全にアウトだ。普通だったら待ち時間は請求できない。ということも、私は他の事業所のヘルパーさんと話して知った。

そもそも最初にサービス入る時、普通の事業所はサービス提供責任者が同行してサービス内容を把握する。バックアップを取るためだ。Yさんのところは契約時にYさんが1回来ただけで、あとは登録ヘルパーさん1人しか入ったことがなかった。しかもそのヘルパーさんが来れなくなるから引き継ぎで他の人が同行するという連絡を電話でもらった時、Yさんは「同行するので2人分の請求になります」と言った。私はビックリしすぎてそのまま電話を終えてしまった。これもあとで他の複数の事業所の人に話したら口を揃えて「あり得ない」と言われた。事業所都合で2人来る時は2人分の請求はできない。

結局、同行の前に他の事業所でその時間帯に入ってもらえるよう手配し、キャンセルの電話を入れた。上記諸々を挙げて「あり得ないですよね?ですからキャンセルします」と言うと、Yさんは「ええっと…説明のチャンスはいただけないのでしょうか」と仰る。「では伺います。どうぞ」と言うと「今はできないんですけど…」って。お話にならない。あとで「同行で2人分請求というのは自分の勉強不足だった」と言っていたけど、私が指摘するまで他の利用者ではやってたってことよね。できたばっかりの事業所でもなかったし。

これが私のお金で支払われるのならまだいいのだけど、「生活保護で費用は全部役所が払うから文句は言わないだろう」という意識がYさんにあったように思えて、それはとても腹立たしい。特に知的障害者の場合、ヘルパーさんに苦情を出すと引き受け手がなくなるから不正されても黙っている、という話を聞いたことがある。これは知的障害のお子さんがいる人からね。

私は身体は動かないけど頭はしっかりしているので、思ったことは言える。けど、それができない障害者や高齢者も少なくない。文句言わない障害者や高齢者、その家族相手にボロいやり方をしている事業所(や、ヘルパー個人)は実際にあるようだ。不正をしているつもりはなくても、法律をよく知らずに適当な請求をしていたり、知的障害者の外出を自分の見たい映画に誘導したり。もちろんチケット代は利用者負担だ。

 

本当に事業所による差は大きくて、ビックリするぐらい親切なところもある。大手で事業所をいくつも持ってるようなところはしっかりしてるし、小さなところでも経営陣の人柄によって事業所の雰囲気は違う。管理者が儲け第一だったりするといいヘルパーさんから辞めていくとか。そんな話はまたいずれ。