諦める弱者

重度身体障害者、生活保護受給中。

2018

今年は個人的にいろいろあった。
いろいろなんてありようがないと思っていたのに、あった。
ビックリした。
数年ぶりに会った(会話できたのは一瞬だけ)知人、以前この記事で書いた若い男の子が、

unk-moon.hatenablog.com

リアルで会ってた頃は20代前半だったがもう30代になっていた。
対面した時間が少しでも、彼が成長したことはとてもよくわかった。
身長は変わっていない(多分)。人間的に。
それはもう、若干泣いてしまうほど。
大きくなったねぇ。
私は親戚のおばさんか、と己にツッコみつつ。

 

イカイの話はまだ続きがあるのだけどあまり詳しく書くわけにもいかず、
書くかもしれないけどその後の流れをざっくり記すと、
今私はFさんの仕事を手伝っている。
オンラインでできる表計算やweb関係などを。
これらは結構楽しい。

個人的でない部分はよろしくない年だったと思う。
障害支援区分の強引過ぎる引き下げ方との戦い。
負けちゃった人だっているだろう。
それを考えると「私がこの生活を維持できるのもそれほど長くないかも」と思わざるを得ない。

 

大阪北部地震及び台風の被害は、地味に私を襲った。
まだ続いている、地味に。日常生活に大きな異変はないけど。
身近なところ以外でも災害がたくさんあり、何とコメントしていいのかわからない。

 

それから、10月の生活保護基準引き下げ。
同時に母子手当とか児童扶養手当とか?紙を捨ててしまったからはっきり覚えていないが、何かえげつない下げ方を段階的にやりますって書いてあったような気がする。
とりあえず私に支給されている生活保護費でいうと、
2011年11月より2018年11月のほうが約4%下がっている。
私には障害者加算があり、もし支給されている金額をここに具体的に書いたら「もらいすぎだろ!!」と私を叩く人間がいそうで怖くて書けない。
何度も言いますが私は不正受給はしていない。収入があれば申告してます。
だから私を叩くのは完全に矛先が違うのだよ。
話がそれた。
つまり私に支給されている金額は書けないが、仮に13万円としてみよう。
2011年に13万円支給されていたら、2018年は約5000円下がっている。
そのくらいの感じ。

 

いいですか、2011年は消費税率5%です。
2018年は消費税率8%。

 

私は、自分の支給額を上げてくれという気はない。
なぜなら私には十分だから。
しかしそれは私がたまたま金銭管理能力の高い人間だからであり、これを一般の基準にしてはいけないのだ。

 

麻生大臣の「景気回復を実感できない人のセンスがわからない」とかいう発言を見たときには、怒りと絶望がないまぜになり生まれた諦めのようなもの、が、身の内に湧き上がり、横たわった。

 

その夜、夢を見た。

麻生氏に向かって「景気回復したならなぜ生活保護基準を下げるのか?物価が上昇してるのに?消費税率が上がったのに?なぜ弱者への支援を切り取るのか?認めろや今の日本はジリ貧やってことを!!!」と、怒鳴っていた。

 

高景気の期間がいざなぎ超えだとか、調子よく言っているけれども。

彼らには見えない。

生活保護は恥だと臆面もなく言う議員にも、見えない。

私達は存在するが、彼らには見えない。

彼らは見えていると思っているのだろう。

 

辛気臭くなってしまったが、
2018年は個人的にはハッピーでした。
それはFさんたちのおかげではあるけれど、
私が何もしなかったら今日このようにはなっていない。
一方でこのハッピーは、私の今の環境が『与えられた』ものである以上、
私が何をしてもしなくても奪われうるものである。

 

その覚悟だけはして、2018年を終わりたいと思う。

 

みなさん、よいお年を。

 

 

(文章とは全く関係なく、かっこいいバンドYellow Studs)