満たされた弱者

重度身体障害者、生活保護受給中。

変化

もうすぐ平成が終わるらしいが、それについては特に感慨というほどのものはない。

ただ、天皇家って大変だなあ。とは思う。

あと役所とかも、システム関係も…これは新元号をさっさと発表しておけばよかったのにとしか。

 

それどころではないのだ。個人的に。

実は引越した。

今は老人ホームにいる。

前の家で10以上の訪問介護事業所に来てもらっていたが、ほとんどの事業所は私の家に来ているヘルパーさんが辞めたらもう継続は無理っていう状況で。

私が受けていた重度訪問介護は単価が低く拘束時間が長い、つまり利益率が低いので、重度訪問介護自体から撤退する事業所が(私の観測範囲では)一昨年辺りから出始め、昨年急増した、という感じ。介護保険での居宅介護のほうが利益は出る。

つまり、うちに来てくれていたヘルパーさんが辞めることになり、もうあとを見つけるのが大変だし今見つかってもその場しのぎでしかないし、

だったらもう施設に入ってしまおう。ということにした。

障害者向けの施設って全然なくて、障害者総合支援法適用者可の老人ホームになった。

 

望んだわけではない。もう疲れた。

疲れた私は即決即断で、1ヶ月でことを済ませた。

本やCD、DVDを宅配買取に出したら全部で3万くらいになった。

持ってこられたのは、「もう手放したら手に入らない漫画」が主。

小説などで好きなものは何度も読んで覚えているけど、漫画の線の素晴らしさは覚えられない。

CDはほぼPCに取り込んでいるし、DVDの大半は配信等で見られる。

 

施設に越してきてそろそろ1ヶ月になる。

騒がしいのにもずいぶん慣れたと思う(私はどうしても周囲の音や声を拾ってしまう。身体が動かなくなったときの入院生活でそういう癖がついた)。

いいこともあった。

入浴で浴槽につかれるようになった。

今までふつうのマンションのユニットバスに無理やりシャワーキャリーを入れていたのでシャワー浴しかできなかった。

それに、電動車いすに移乗してもらったら、可能な範囲で1人で出かけられるようになった。これはなかなか大きい。

もちろん悪いこともある。

通院リハビリはなくなった。

運動不足に拍車がかかっている現状。

 

掃除は週に1回ヘルパーさんの枠が決まっているが、私はトイレを1週間も放置できない。

自力でできる限りの掃除をしようとしたら、疲労の蓄積で箸が持ち上がらないことがあるくらい、腕がつかれた。

掃除だけでなく、水をコップに入れるとか、コップを洗うとか、洗濯物を畳んで片付けるとか、やることはたくさんある。

PC触ってる時間は以前の半分くらいに減ったのではないかな。

最近は気温が上がってきたので、洗濯物の重量が減ってたたむのが楽になったり、水も常温で飲めるので電子ケトル(私にとっては重い)の使用頻度が減ったりで疲労は少しマシ。

こうしてブログなど書く時間もようやくできた。

 

この施設は駅から近い。

しかも最寄り駅の線がバリアフリーで、私なら電動車いすで1人で電車にのることが可能。

さらに乗り換え無しでFさんが今働いている店の最寄り駅まで行けることには引越してから気づいた。

1人で外出するとトイレに行けないので、施設を出てから帰ってくるまで2~3時間。

滞在時間は短いがじゅうぶん行けるな。

行った。

Fさんが店の前で待っていてくれて、店内の介助はしてくれた。

懐かしい人に会い、懐かしい空気に触れた。

 

今私は自室にいる。

最近はネット環境が整っている老人ホームもあるようだがここにはない。

モバイルWi-Fiを契約してネットに繋いでいる。

 

もう僕にはなにがいいことかわからない。

 

もう僕はどこにいればいいのか、わからない。