諦める弱者

重度身体障害者、生活保護受給中。

タイトル入れ忘れた

今使っているPCを注文したのは、ちょうど2年前の今日だった。

2年後こんなところに住んでいるなんて全く想像しなかった。

 

ずっと同じ日々が繰り返されると思っていた。

そりゃあいつかは加齢によりもっと筋力が低下して、訪問介護では立ち行かなくなったりすることもあるだろうけど、それはずっと先だと思っていた。

 

明日何が起こるかなんてわからない。

「4月に雪が降ることもある」

ブギーポップシリーズのVSイマジネーターで何度もでてくるこのフレーズ、

今年は「そうだねえ」としか言いようがなかったね(笑)。

ブギーポップシリーズはアニメ放送があってから原作を途中まで読んだ(30巻もあるとは思わなかった)。

あんまりよくわからないことも多いがアニメではもっとわかりにくいので、私は原作ラノベをオススメする。

 

そして2年前の今日の時点では私は自分の人間関係が「広がる」ことは想定していなかった。

いや今も広がったわけじゃない、「取り戻した」というべきか。

 

それがいいことなのかどうか、わからない。

嘘。

嬉しかったんだろう。

だけどつらいこともある。

失うものなどなければ、なにも怖くなかったのに。

 

 

この施設で暮らして、私は去年入院した病院のことを思い出した。

実は当時の自宅が雨漏りし、しかもベッドに直撃したため、一時避難で入院したのだ。

これを読んでいる人は、高齢者ばかりが入院している地域密着型というか、古い古い病院に入院したことがあるだろうか。

個室を用意してくれたが、私は1週間で「雨漏りするならバケツ抱えて寝るほうがマシ」と言って逃げ帰った。

プライバシーも尊厳もあったものではない。

おむつ交換の時間帯には便臭が漂う。

1日中「いたいーたすけてー」と叫んでいるおばあさんに看護師が言う、「ここでは必要な治療をしているので我々の指示に従ってください。何回も言ってます。覚えてない?覚えてる?覚えていてわからないのなら頭が悪いとしか言いようがない」

彼は隣室に地獄耳の私がいることを意識していない(地獄耳じゃなくても聞こえる)。

その看護師だけではなく、全体的に「患者が自分たちを評価できる」という意識がなかった。

私の入浴介助も「え?濡れた床の上で裸足で移乗するの?危ないよ?」と言ったのに「みんなこうだから大丈夫」と移乗され、案の定私の足が滑り車椅子の前輪に絡まったので「いたい!」と言ったら、周囲にいた数人の看護師(なぜか見てるだけ)が「大丈夫大丈夫ー」と口々に言うので「なにが大丈夫やねん痛い言うとるやろ!足絡まっとるやんけ!!」と言ったらシン…てなった。

それまで下手に出てたので驚いたのだろうけど、看護師たちには「転倒はあっても仕方がない」「多少の怪我は仕方がない」という意識があるようにしか思えなかった。

最初に転倒リスクの評価をされたけれど、そのリスクを認識する知識も、リスクを回避するスキルも自分たちは持っていないことに気づいていない。

あるいはどこでもその程度の知識・スキルだと思っているか。

 

という病院に比べるとここは遥かに良い環境だ。

特養と違ってある程度身の回りのことができる…できない人も多いけどコミュニケーションは成立する人がほとんど。

だからヘルパーさんたちも余裕があるし、ちゃんと相手も人間であると思っている(それが普通のはずだけど、本当に寝たきりの高齢者ばっかり相手にしてると麻痺するのだと思う)。

スタッフさんは皆、わりといい人たちだ。

各個室にトイレ付いてるし。洗面台もある。

他の入居者とお友達になることはないだろうが、FさんやRちゃんもたまに来てくれる。

 

1年前だって想像しなかったよね。

2年前はFさんやRちゃんとまた会うとも思ってなかった。

 

あ、2年前の時点で原稿を提出していた本が出版されました。

原稿といっても寄稿なので印税とか入らないし、ガッツリ研究論文集なので一般には出回ってないと思いきやAmazonに出てる!!!

この情報だけでこの本が特定されることはないだろうから大丈夫か…。

もちろん私は論文など書いていない。数ページだけなんか書きました。

ハードカバーの専門書を私の数ページを読むために買いたい人がいたら、、

その時はコメントでも残してください(笑)

 

夕食の時間です。さらば